体育研究所 お知らせ

お知らせ 2025.10.15 2025年度 教育・研究活動 報告

第79回日本体力医学会大会にて研究成果を発表しました。

立命館大学で開催された
第79回日本体力医学会大会(9月17~19日)
で三矢紘駆 助教、望月佑季奈 助教、博士後期課程 江崎一希が口頭発表を行いました。

  • 「股関節角度の異なるレッグカールがハムストリングの領域特異的・長軸区画的な筋動態に及ぼす影響」
    三矢紘駆、中里浩一、岡田隆 (日本体育大学)
    股関節角度を変えてレッグカールを行うことで、ハムストリングの領域特異的な筋活動が変化することを観測しました。
  • 「セット内で複数負荷を用いる漸減負荷トレーニングが中高齢者の身体機能に与える影響」
    望月佑季奈1、出口実2、上妻歩夢1、菊池さやか1、大谷部峻輔1、江崎一希1、秦麗ら1、本間洋樹1、神谷未花1、尾崎隼朗3、岡本孝信1、菊池直樹1 ( 日本体育大学1、杏林大学2、東海学園大学3
    本研究は、中高齢者の健康増進に向けた筋トレプログラムの開発に関する検討です。
    健康な中高齢者を対象に、低負荷から高負荷を用いた漸減負荷トレーニングが中高齢者の身体機能に与える影響について検討しています。
  • 「中高齢者における座位時間と運動習慣と動脈機能・認知機能および体力の関連性」
    江崎一希、秦麗ら、菊池直樹、岡本孝信 (日本体育大学)
    本研究では、日本体育大学で毎年開催している体力測定のデータを用いて検討しています。
    今回は体力測定に参加した742名を対象に、主に座位時間と動脈機能、認知機能および体力との関連性について検討しています。

コラム「スポーツの経験は一生の宝物?体育大卒業生の「その後」を追う大規模研究が、新たな扉を開く!」

プロジェクト3に関するコラムを掲載しました。
下記URLよりご参照ください。
『スポーツの経験は一生の宝物?体育大卒業生の「その後」を追う大規模研究が、新たな扉を開く!』

亀本 佳世子 助教が第33回日本運動生理学会大会でシンポジストを務めました。

亀本 佳世子 助教が、第33回日本運動生理学会大会 シンポジウム1「ウェルビーイングをめざす性差研究の最前線」において、 「食欲・食行動の性差-女性ホルモンと運動の影響-」
について講演を行いました。

コラム「筋トレと睡眠の関係―パフォーマンス・健康・より良い暮らしへの科学的アプローチ―」

プロジェクト2に関するコラムを掲載しました。
下記URLよりご参照ください。
『筋トレと睡眠の関係―パフォーマンス・健康・より良い暮らしへの科学的アプローチ―』

菊池直樹 教授と、神谷未花 助教が第27回日本運動疫学会学術総会にて、学会発表を行いました。

菊池直樹 教授と、神谷未花 助教が、研究プロジェクト3で行っている「日体大同窓生研究 (NITTAI Healthy Longevity Study)」の中間解析結果を、 第27回日本運動疫学会学術総会(7月4日~5日、大阪府摂津市にて開催)
でポスター発表をしました。

日体大同窓生研究では、日本体育大学卒業生を対象に、在学中および現在の生活習慣や健康状態に関するアンケート調査を実施しています。
今回の発表では、50代前半の卒業生364名から得られたアンケート回答データと、在学時の身体組成や体力測定データを用いた中間解析の結果を報告しました。さらに、活動量の測定や遺伝子検査にも取り組んでおり、約100名の協力者から得られたデータについても中間解析結果を発表しています。

亀本佳世子助教がセミナー講師を務めました。

亀本佳世子助教が、ホッケー女子日本代表チーム セミナー「女性アスリートのコンディショニング」の講師を務めました。

体育研究所の三矢紘駆助教の顕著論文がEuropean Journal of Applied Physiologyに掲載されました。

タイトル
Effects of knee and hip flexion angle on region-specific and longitudinal compartmental muscle stiffness of the rectus femoris using shear wave elastography in male bodybuilders
著 者
Hiroku Mitsuya, Koichi Nakazato, Takashi Okada
概要

膝および股関節の屈曲角度が大腿直筋(RF)の領域特異的および長軸区画的な筋合成率に及ぼす影響を、剪断波エラストグラフィ(SWE)を用いて検討しました。男性ボディビルダーを対象に最大随意収縮時の膝伸展運動を行い、筋合成率を測定したところ、股関節伸展位(HFA 0°・40°)では近位RFの筋合成率が有意に高く、従来の筋電図計では検出できなかった領域特異的な筋活動がSWEで観察されました。RF強化には股関節伸展位での膝伸展が有効と示唆されました。

亀本 佳世子 助教がセミナー講師を務めました。

亀本 佳世子 助教が、ライム・パフォーマンス株式会社主催 NSCAジャパンプロバイダーセミナー
「もっと!強くなるためのスポーツ栄養 ~試合期の栄養と食事の考え方~」
講師を務めました。

亀本 佳世子 助教がセミナー講師を務めました。

亀本 佳世子 助教が、ライム・パフォーマンス株式会社主催 NSCAジャパンプロバイダーセミナー
「もっと!強くなるためのスポーツ栄養 ~女性アスリートの栄養とコンディション~」
セミナー講師を務めました。

大石 健二 教授の原著論文がPhysiologiaに掲載されました。

タイトル
Monitoring of Salivary Secretory Immunoglobulin A Quantified Two Methods During High-Altitude Volleyball Training Camp
著 者
Ryota Sone, Kenji Yamamoto, Shinsuke Tamai, Honoka Goji, and Kenji Ohishi
掲載雑誌
Physiologia 2025, 5(1), 8;
https://doi.org/10.3390/physiologia5010008
概要

男子バレーボール選手のトレーニングキャンプ時の免疫機能の観察および測定法に関する研究